介護業務改善
ナースコールによるDX推進で業務効率化!ホスピタリティとリスクマネジメントの強化を実現!
介護施設で利用者に快適で安全な環境を提供するためには、ホスピタリティマインドとリスクマネジメントが欠かせません。とはいえ人手不足が慢性化している介護業界では、記録業務をはじめ、リスクマネジメントの基本である情報共有や見守りといった業務がスタッフの大きな負担となっており、早急な業務改善・効率化が求められています。
そこで期待されるのが介護現場のDX化です。ナースコールシステム「Vi-nurse」は、さまざまな介護支援システムやセンサー、ならびに携帯端末との連動・連携により介護業務のDX化による業務効率化を実現。同時にリスクマネジメントも強化され、結果として入所者のホスピタリティ向上に大きく貢献しています。
「Vi-nurse」と介護支援システムの連携でホスピタリティとリスクマネジメントを両立
介護施設では、常に利用者に安全な環境を提供しなければならず、介護事業所の価値はリスクマネジメントに大きく左右されます。その一方で、安全管理を重視するあまり過度に利用者の行動を制限したり、プライバシーに立ち入ったりすると利用者の負担になり、ホスピタリティを損ねる可能性があります。そのため、介護現場ではリスクマネジメントとホスピタリティのバランスを考慮しつつ、どちらも維持していくことが重要です。
しかしながら、慢性的な人手不足に悩む介護現場では、リスクマネジメントに欠かせない情報共有や見守りは、スタッフにとって特に負担の重い業務です。そうした状況において、業務を効率化しながらリスクマネジメントとホスピタリティを両立し、サービスの質を向上させるにはDX化が必須といえます。そこでご紹介したいのが、ナースコールシステムと介護支援システムなどとの連携による介護現場のDX化です。
ナースコールシステム「Vi-nurse」は、さまざまな介護ソフトやセンサーと連携することで介護のDX化に貢献します。「Vi-nurse」と連携できるシステムは、大きくこちらの3つのジャンルに分けられます。
・介護支援システム・ソフト:入所者情報や介護記録の管理
・見守りシステム、センサー:センサーやカメラによる遠隔での利用者見守り
・スマホ・インカム連携:ナースコール呼出をリアルタイムでスタッフに通知
上記のジャンルごとに多様なシステムと連携可能で、連携できるシステムは今後も増えていく予定です。
*「Vi-nurse」と連携できる主要なシステムやセンサー等の一覧はこちらでご覧いただけます。
次に、「Vi-nurse」とシステムやセンサー、携帯端末の連携によるメリットをジャンルごとにご紹介します。
介護支援ソフトとの連携で記録業務や情報共有を大幅に効率化
介護支援ソフトは、介護現場でおなじみの使い慣れたシステムです。入所者情報や日々の介護記録などの管理業務を効率化し、職員の負担軽減に貢献するなど、介護事業所・施設での業務をサポートしています。では、ナースコールシステム「Vi-nurse」と介護支援システムの連携で、さらにどのようなことが可能になるのでしょうか?
まず、ナースコールの呼出履歴が記録管理システムに自動的に反映され、また記録簿に手書きしていた介護対応記録をその場で入力できるようになり、作業の手間を大きく減らせます。
さらに、介護記録の一元管理によってリアルタイムでスタッフ間の情報共有が可能となり、ナースコール対応時の情報を有効活用するのにも役立ちます。緊急時にも、利用者からの呼出に誰がどのように対応するのか、あるいはすでに対応済みか、スタッフ間で即時に共有して適切に行動できるうえ、後日ヒヤリハットやインシデントの分析を行う際にも活用できるのです。
加えて、連携するシステムによっては入所者情報の自動更新も可能で、施設の安全管理とサービスの質のさらなる向上が期待できます。
センサーやカメラが見守り業務の負担軽減とホスピタリティ向上をサポート
見守りシステムとは、センサーやカメラによって利用者を見守り、異常を検知したときには介護スタッフに通知が届くネットワークシステムです。見守りは介護現場のリスクマネジメントの基本となる重要な業務ですが、良質なホスピタリティを維持するには、利用者のプライバシーへの配慮や睡眠を妨げないための心配りが大切です。見守りシステムを活用すれば、スタッフの負担を抑えながら利用者に配慮した見守りを実現できます。
「Vi-nurse」は各種見守りシステムと連携可能で、特にセンサー見守りとの連携では利用者のプライバシーや生活リズム、睡眠リズムに配慮した見守りをサポートします。「Vi-nurse」と連携可能なセンサー見守りシステムのなかには、睡眠状態をモニタリングしながら起床や離床、排泄タイミングを自動的に検知できる製品もあり、利用者の状況がナースコールやスマホなどに自動的に通知されます。
こうした連携によって必要なケアを適切なタイミングで提供できるようになれば、ホスピタリティの向上やスタッフの負担軽減につながります。
こちらの資料もぜひご参照ください。
*入所者様の睡眠の質を上げる方法とは? 睡眠計測データで介護業務の効率化と入所者の睡眠改善へ
スマートフォン、インカム連動でホスピタリティをさらに強化
さらに、「Vi-nurse」はスマートフォンやインカムシステムとの連動により、現場業務を強力にバックアップします。
ナースコールシステムとスマホの連動によって、スタッフは施設内のどこにいても利用者からのナースコール呼出を確認できるようになります。スマホの画面では呼び出しの用件別に背景色が分けられており、また見守りカメラと連携していれば利用者の状況が映像で表示され、今なにが起きているのかスタッフがすぐに確認できるので安心です。その際、緊急度を素早く判断できるようになり、適切な対応につながります。
インカムシステムと連動すれば、ナースコール呼出がスタッフのインカムに音声メッセージで通知されるため、作業中でも素早く対応できます。複数スタッフへの通知やスタッフ間の通話、利用者との通話も可能です。
このように、「Vi-nurse」とスマホやインカムシステムとの連動は介護現場でのナースコール対応の迅速化を進め、ホスピタリティのさらなる強化を後押しします。
これに加えておすすめしたいのが、アイホンのご提供するスマホ専用電話帳アプリ「CareRings Contact」です。このアプリでは誰が出勤していて今どこにいるか、また休憩中、対応不可といった状況もひと目でわかります。スマートフォンの所有者をIDとパスワードで管理するため、個々の専用端末が必要ありません。共有スマホで使用可能で、看護師やケアマネージャーの所在、多職種のスタッフ間の連携、情報共有やコミュニケーションの円滑化を図れます。
Vi-nurseのシステム連携でできることと導入の成功事例
以上のように、ナースコールシステム「Vi-nurse」はさまざまな介護支援システムやセンサー、携帯端末との連携により介護施設のDX化を推進します。
介護支援システムや見守りシステムとの連携・連動では、記録業務をはじめスタッフ間の情報共有や利用者対応の迅速化、見守り業務の効率化が進み、ホスピタリティを維持しつつスタッフの負担を大幅に軽減できます。
また「Vi-nurse」と見守りシステム、スマホ・インカム連動を組み合わせることで、ヒヤリハットやインシデントの防止などリスクマネジメントの要となるスタッフ間の連携もより円滑になり、介護現場の安全性とホスピタリティのさらなる向上につながります。
「Vi-nurse」のシステム連携による機能拡張の具体的なメリットを知っていただくために、導入による実際の成功事例をこちらに紹介します。
*導入事例「ナースコール連動スマホ、見守りカメラ活用事例」社会福祉法人立石会 介護老人保健施設 みどり園 様
*導入事例「ICT機器活用による多職種との連携が円滑に」医療法人社団 永生会 介護老人保健施設 マイウェイ四谷 様
「Vi-nurse」のシステム連携による介護のDX化は、ホスピタリティの向上とリスクマネジメントの強化を可能にします。ぜひとも、導入をご検討いただければ幸いです。